数日前、大学生協の本屋で黒田 正子著「京都の不思議」(光村推古書院)を立ち読みしていたところ、次のフレーズが目を惹きました。

『雪大文字を見た日は、ええことがおすえ』

「京都の雪景色」は観光ポスターや絵葉書の定番と化しているために誤解されがちですが、実際のところ、京都市街地ではほとんど雪が降りません。降ってもちらつく程度なのでまず積もらないし、交通マヒにまで陥るほどの積雪は年に一度あるかないか。だから「修学旅行で雪化粧の金閣寺を見た」と言うアナタ、それはかなりの幸運です。だって約10年間(予備校時代含む)京都に通っている私も見たことないもん。

ただし、2月下旬から3月上旬頃に一度、大雪が降る(といってもうっすらと白く積もる程度)ことがあります。その珍しさ故なんでしょうね、雪が積もった大文字山が幸運とされるのは。もっとも私は寡聞にしてその言い伝えを知らなかったのですが……そのあたりは生粋の京都人ではないので致し方なし。

奇しくも、昨日と今日は京都に雪が舞った日。
http://yakitori.no-ip.com/~mooncat/diarynote/030305/yuki_daimonji.jpg

この写真を見た皆様に幸せあれ(^-^)

  *  *  *

検索してみると、件の本の公式サイトが見つかったので付記。
http://www.kyoto-fushigi.com/
http://www.kyoto-fushigi.com/fushigi72.html

この本、やっぱり買っちゃおうかな……。


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