*本日の京都ラーメン試食レポ。*
2003年3月7日今日の夕食もラーメン店新規開拓。
■百年屋
■京都市南区九条西山王町31(アバンティ地下1階)
■不定休(アバンティ定休日に準ずる)11:00〜22:00
■塩ラーメン600円 つけ麺(塩・醤油)700円 etc.
『麺は無漂白、無農薬の一等小麦粉に内モンゴル産の天然かんすいと塩、つなぎに名古屋コーチンの鶏卵を用いた自家製麺です』……店内に掲げられた口上より抜粋。とにかく「麺」にこだわる店として最近テレビでも取り上げられた、らしいです。麺の茹で加減にも気を遣い『「麺堅め」等のご注文はお断りさせていただきます』とのこと。
実は一週間ほど前にもこの店に行きました。初体験だったその時は、素直に「和風あっさりらーめん/わんたんめん(塩)」(850円)を注文。一口すするとまず麺のコシに驚きます。しこしことした食感に卵のほのかな甘味が感じられ、確かにこれは『麺で食べるらーめん』と豪語するだけあると納得。ワンタンのつるりとした喉ごしもなかなか。
ただ……とにかく飽きやすい味なのです。麺を半分残して早くもギブアップ気味。何故かというとスープが「塩辛すぎる」。京都のラーメンは味が濃いこってり系と言われますが、こってりと塩辛いとは違います。そもそも薄味好きの私にとっては全然あっさりじゃないし。麺が秀逸なだけにその格差が惜しまれます。
という訳で、今日は麺を純粋に楽しむためにつけ麺(塩)を注文。
こちらは、常温の麺を熱々のつけダレにつけて味わうタイプのメニュー。麺の横にはメンマ・ほうれん草・チャーシューが添えられています。
最初は冷たい麺を熱いスープに入れるの?と思いましたが、それがなかなか。茹でた後に水で締めた麺は途中で伸びてしまうこともなく、タレにつける時間によって様々な熱さを楽しむことが出来ます(食べている最中にタレが冷めてしまうのは仕方ない)。予想通り、麺の味がダイレクトに味わえるのでいい感じ。この店はやはりつけ麺がお薦め。
いや、それでもやはり私は「塩辛すぎる!」と言いたい。
いくらつけダレとはいえ、こんなんばかり食べてると高血圧一直線ですってば。店長さんは京都近辺の方ではないのでしょうか?(→ネットで調べたところ、大阪の某有名ラーメン店の元店長プロデュースらしい)とにかく次回はつけ麺(醤油)にチャレンジ。この味で私なりの評価を下すつもりです。
<追記> ラーメンと一緒に頼んだ「名古屋コーチン玉子ごはん」(300円)。卵の濃厚な味はさすがなのですが、せめて醤油は各人のお好みで入れられるようにして頂きたい……最初から入っている量では辛すぎて食べられません(泣)。今回の同行者(東海地方出身)にはこれで丁度よかったらしいですが。
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